眩暈のする午後


かくて、美術のもっとも美術的なるものは
相対以上のところにある。
美への奉仕である。
『美の本体』 ー岸田劉生ー



初夏の熱気に眩暈を感じながら
その身体のことを考えていた。
ひどく誤解していたのだ。 
僕は美を創る者ではない。
美を見つける者だ。
あなたの哀しくも美しいその歓びを。

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