山茶花の紅きを問ひ花ざるものに突く花の器は溢れ
*
山茶花の紅は、痛みの色。
美しい器へそれを突き立てる瞬間、
身体は言葉の外へと零れ落ち、
器の縁を越えて沈黙が溢れる。
彼女はその沈黙をひとつの美として見ている。
責める指の硬質な意志と
受ける肌の柔らかな頑なさ。
それらが交差するとき
倫理は不在になりただ美としての痛みだけが残る。
その均衡が壊れぬように彼女は息を止める。
そして世界が一瞬だけ紅の内部に沈む。
Why are sexual organs red like sasanqua?
A vase overflows with shameful liquid.
ーyuiー
コメント
コメントを投稿