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冬籠り
肌白や朱のひとすじ冬ごもり
*
冬はいつも前触れなく訪れ
理由を持たないまま
あなたの膚を蒼白へ誘う。
その白さに触れる歓びは
細い革の鞭が
ためらいを含んだ軌道で
柔らかな場所を探る
その一瞬に似ている。
朱の色はひとつまたひとつ。
数えられることもなく連なり、
痛みは装身具のように
静かに肌へと飾られてゆく。
紅い唇から
ほとんど音にもならない吐息が零れ
それを応えるが如く
わたしはさらに深く
さらに静かに
鞭を振り下ろしていく。
そこには激しさもためらいもなく、
ただ冬が冬であるように
行為だけが在り続けている。
-kaori-
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