稜線

 


香りたつ水園閉ざして薔薇の庭


あなたの身体そのものに
というより
その柔らかさの奥にひそやかに仕舞われた
まだ誰の指先にも名づけられていない「悦び」に
私は好奇心を抱いている。

なめらかな流線を描く肌の下で
密やかに息づく何か。
自由を奪われ鞭の稜線を越えた向こう側に、
微かに震えながら拡がる
小さくも過剰な悦びの宇宙が潜んでいる――
そんな予感に心がふるえて反応するのだ。

ーsayokoー

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