裸体


衣服を纏はぬ姿を
ただ晒すことは取るに足らぬこと。

自身の手でひとつひとつを剥ぎ取り
それが恥辱であると
知ることこそが深く尊い。

幾度となく酷き行為を
施したとしても、
その度に初めてのやうに躊躇ひ
そして昂る精神の密やかな尊さ。

行為も羞恥も重ねられることで
鮮やかさを失ふのではなく
静かにしかし確実に
ひとつの慈しみとなつて
身体と意識の間に落ちる。


-ayaka-

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