美といふもの

 


彼は美に関しては人間の肉体といふものが、
可塑的な素材であると同時に芸術作品たり得る点で
芸術家の媒ちを必要とせず、「美というふものには
本来、芸術家など不要だ」といふのであった。

『鏡子の家』 -三島由紀夫-


-kaori-



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