冬の微光



理性と快楽の狭間
木枯らしの午後だというのに、
部屋だけは熱病のような空気を溜めている。
わたしはただ粛々と儀式めいたレッスンを重ねて。

吐息と嬌声とゆるやかな弛緩の円を描きながら、
自分の身体の限界を指先で確かめているあなた。
性の匂いをうっすらと纏った肌が、
冬の前触れにふと震える。

厳冬は、もう戸口のすぐ向こうにいる。


-Kaori-

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