木枯しや束ねた白き腕を啜る
枯蓮や泣きはらしている水底*幸福とは壮麗な理念でも約束でもなく冬の午後無言で蜜柑を剥くその指先にふと移ろい来る体温のことだ。房を裂く微かな痛みと香りが確かに生と性を肯定する瞬間。
コメント
コメントを投稿