有罪者


「女」と「刑苦」と「笑うべき宇宙」との間には、
ある種の共通点が認められる。
つまりそれらは、
私に身を滅ぼしたいという熱望を
掻き立てるのである。
しかし、これもまだ限界付きの評価に過ぎない。
重要なのは、習慣的秩序の変質であり、
最終的には、無関心であることの不可能性だ。

『有罪者』 -ジョルジュ・バタイユ-

photo:sayoko



 

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