夏のおわりに

 


あなたは覚えていないだろう。

夏の美術館で涙したことを。

はじめて絆で結ばれた日を。

南の港で哀しい船の灯をみたことを。

早朝の枯れ葉の音。


百合の宴が終わるとき、

わたしは思いだす。

夏が終わるとき、さざ波が寄せてくる。


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