深く霧の立ち込めるところ
老いるを知るに身体への執着が増してゆく。
胸部の筋肉を増やそうとも、
酸素を多く取り込めようとも、
心の動きと四季の変化が織りなす血液の循環を
荒れ狂わすのをどうあっても制御することはかなわない。
歩けば歩くほど霧は深く、身体はしっとりと濡れてくる。
そう、なんでもないことだ。
胸部の筋肉を増やそうとも、
酸素を多く取り込めようとも、
心の動きと四季の変化が織りなす血液の循環を
荒れ狂わすのをどうあっても制御することはかなわない。
歩けば歩くほど霧は深く、身体はしっとりと濡れてくる。
そう、なんでもないことだ。
ぼくは歩き続ける。
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