懐古趣味


 

人生のスケールを指すところがすっかり変わってしまい、

過去がいよいよ長くなる。

あなたのことを忘れることはないのだが、

さて、過去とはほんとうの出来事なのだろうか。

静かな言づかいとその肌の曲線。

僅かばかりの想い出とモノが実在したと言いたげに居る。

相対論によれば過去と未来は同等なのだそうだ。

ともすれば、過去は未来のように危なげでわからないものに思えてくる。


「白々と月のぼりしノスタルジイ」




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